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高石友也のベストソング「想い出の赤いヤッケ」

高石友也が亡くなって初めて知ったのだけど、北海道出身、立教大学文学部卒業だったんだ。
関西フォークの教祖で当時は興味がなかったけど、唯一「想い出の赤いヤッケ」だけは私のベスト3に入る名曲だ。

ただこの曲は彼の作品ではなく、ディスコグラフィを見るとデビュー後の2曲目で1967年3月発表。
高石がまだデビューする前、アルバイト先のスキー場のロッジの主人から教わった曲だという。
慶應義塾大学山岳部の菊池平三郎作詞、三沢聖彦作曲。

この曲は、橋爪功の「新・京都迷宮案内」の1話で使用されでいたのを思い出した。
ドラマエンディングの野外音楽堂のシーンで流れたが、別れの切なさと思いを断ち切る微妙さが沁みたものだ。

また学生時代、一緒に音楽活動をしていたUさんがいたが、この曲を持ち歌としていて甘くセンチメンタルな歌声がたまらなく好きだった。
私の結婚披露を銀座のある店を貸し切ってやったが、Uさんにも出席いただいたので。久しぶりにこの曲を聴きたかったが、「別れの曲だからね・・・」と言われ、断念したものだった。

彼は家業の家具店を継いだが、10年ほど前に体調が悪いとの話を聞いたが、その後音信不通になってしまった。
高石友也の訃報を聞いただろうか・・・。